学校長の挨拶

 

理事長・校長

 早いもので今年も4分の3が過ぎ、10月に入りました。残り3ヶ月も多分あっという間でしょう。

 毎日、生徒も先生たちも朝早くから夕方遅くまでよく頑張っています。すべての場を学びの機会ととらえて前向きに取り組む明るい生徒たち、その生徒たちに正面から向き合い情熱を持って指導に当たる先生たち。長い歴史を積み重ねてこられたのもそのときどきの生徒と先生たちの頑張りがあったからです。

 9月も充実した1ヶ月でした。
 学校行事では、中1から高3まで6学年が一同に参加し競技する文化祭・体育祭が、「清和祭」の名の下に3日間にわたり行われました。体力と経験に違いはあるものの、一生懸命取り組み楽しむことができる生徒たちを改めて頼もしく感じました。全員が完全燃焼したすばらしい「清和祭」でした。企画・立案から運営まで中心となった中・高の3年生はそれぞれ最高学年の貫禄を示し、その姿を見ていた後輩たちも次は自分たちの番だと強く思ったはずです。
 生徒たちは今、気持ちをうまく切り替え勉強に取り組んでいると思います。高校3年生はいよいよ正念場です。高校卒業後の次のステージへとつながる取り組みが望まれます。初志貫徹の気持ちを大切にして、最後まで粘り強く頑張ってほしいものです。

 本校には女子のみの学科に普通科があります。2年次から希望で「福祉コース」と「文化教養コース」に分かれます。福祉コースは、座学や実習から福祉のことをたくさん学び、即戦力として活躍できる知識と技術を身につけます。卒業時には全員が、「介護職員初任者研修」の資格を取得します。この資格を活かして就職も可能ですが、上級学校へ進学しさらに福祉の学びを深める生徒も多数います。本校は、西南学院大学の人間科学部社会福祉学科の指定校推薦枠も持っており、その制度を活用して進学する生徒もいます。文化教養コースは、ワンランク上の一般教養を身につけることをめざし、礼儀作法やマナーの習得、コミュニケーション力を養うことに力を入れています。学んだ知識を生かして秘書検定や語彙力検定に挑戦しています。
 両コースとも部活動をしている生徒も多く、明るく元気な学科です。その2年生が27日から28日の2日間、研修に出かけました。福祉コースは、有田の施設で入所者とのコミュニケーションのとり方を学び、佐賀女子短大でより専門的な講座や実習を受けました。一方、文化教養コースは、ハウステンボスに一泊し、接客の基本講座やホテルでのベッドメイク、ベルサービスの研修を受け、本格的なテーブルマナーも学びました。帰りには松浦資料博物館に寄り、茶道教室で日本の伝統文化を体験しました。いずれも生徒たちには好評で、将来に役立つ充実の内容でした。

 部活動ではバスケットボール部が全国選抜大会ウィンターカップ県予選で優勝し、12月の東京での大会に出場します。弓道部も佐賀県新人大会において女子団体で実に35年ぶりに優勝、個人でも3位に入り、11月の福岡での九州大会に進みます。また、吹奏楽部は県マーチングフェスティバルにおいて金賞を受賞し、別府での九州マーチングコンテストに全国をめざして挑みます。

 さまざまな活動の成果や実績は偶然に手に入るものではなく、日々の地道な教育活動の積み重ねがその源になっていることを忘れてはならないと強く感じます。清和は建学の精神に基づいた教員の使命感と教育の実践により成り立っていることを改めて感じる1ヶ月でした。

  

2016年10月1日  校長 陣内恵二

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