学校長の挨拶

 

理事長・校長

 早くも6月になり、高校総体の季節になりました。  
 今年、清和は、学校の部活動の他、社会体育で練習に励んでいるものも含めると、過去最多の16競技に出場します。  
 生徒たちには日頃の練習で積み上げてきた努力の成果を思う存分発揮して、納得のいく大会にしてもらいたいと思います。競技スポーツには勝敗がつきます。勝つこと、結果も大切にしますが、過程も大切にし、勝利至上主義でなく生徒たちの日々の努力をまず賞賛したいと思います。

 4月25日は本校の創立記念日です。 今年106回目を迎えることができました。人間でいえば、106歳の誕生日を迎えたことになります。来年は107歳です。
 ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏らが著した「ライフシフト」という本によると、2007年に日本で生まれた子供たちの半分は、107年以上生きることが予想されるそうです。人は生まれてから、20年学び、45年働き、15年のリタイア期間を経て一生を終える、という人生の構図が崩れ、これからは100年の人生をいかに生きていくかを問われることになる、とありました。
 長く生きていくためには、働いてそのための資金を得なければなりません。健康であることも必要です。そうなると、今の学校が行っているキャリア教育や国の社会保障制度なども大きく変わらなければならなくなります。高校卒業後の学び方や働き方に、これまでにない新しいスタイルが生まれてくるのでしょう。そういう時代を生きていく子供たちには、自らの100年の人生を見通して、学び直しや転職、海外に出るときに備えて、高校までの学びの期間に、しっかり学力をつけ、たくさんの知識を蓄え、多くの人と関わり合いながら生きていく基盤を育むことがより大切になるでしょう。

 清和は107年を超えてもその歴史は悠久です。
 100年後、学校も様変わりしているでしょうか。
 人工知能を持つロボット先生が教壇に立ち授業をしている。生徒の質問に「解なし」と答えを出す。そのときこそ人間の出番です。人間の知能は、「正解」はなくても「最適解」や「納得解」を導くことができます。
 教師の仕事は時代が変わっても残る仕事だと言われています。清和をつなぐまだ見ぬ未来の先生たちにエールを送ります。

  

2017年6月1日  校長 陣内恵二

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佐賀清和学園

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