学校長の挨拶

 

理事長・校長

 新年明けましておめでとうございます。
 日本全国、年の初めにふさわしい穏やかな正月が迎えられたでしょうか。元旦にはすべての生徒の健やかな成長と学校の安全を願い、今年一年への思いを新たにした次第です。

 遠い南の島では、明るい太陽の陽ざしの中、Tシャツ一枚にねじりはちまきをして汗をふき、過去問に向かっている生徒がいます。遠い北国では、一面銀世界の中、丹前を羽織り、凍える両手に息を吹きかけ、予想問題に取り組んでいる生徒がいます。日本各地で、約58万人が受験する大学入試センター試験に向けて、今、最後の一踏ん張りをしている高校3年生がいます。もちろん、ここ清和にもいます。卒業後の次の新たな学びの場に向けて、挑戦が続きます。生徒たちには、受験に"絶対"はない、だから、油断するな、あきらめるな、と伝え、最後まで応援していきたいです。

 その大学入試センター試験が、今の中学3年生が受験する年から大きく変わろうとしています。答えが複数あったり、一部に記述式問題が導入されたり、英語は4技能(読む・聞く・書く・話す)を評価するために民間の資格検定試験に代替されたり、と改革が進んでいます。

 改革の方向は「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を中心に評価するという考えがベースにあるようです。なぜ思考力や判断力、表現力を重視するかと言えば、今後大きく変動する社会で求められている力だからでしょう。人工知能の台頭やグローバル社会、多国籍化する日本で、ロボットや、言葉や文化や習慣が違う人たちと協働するときに必要なのです。これまでのセンター試験を受けた生徒たちにもそういった力は備わっていたはずです。しかし、これからの社会に適応し、貢献して生きていくには欠かせない、ということです。そういう人材を輩出しなければ、日本は世界と戦えないと言えるのかもしれません。

 子どもたちの明るい未来を願わない大人はいません。子どもたちが幸せに人生を生きるために何が必要か。新たな改革への対応ももちろん大事ですが、人として忘れてはならないもの、正直であるとか、謙虚であるとか、笑顔で挨拶ができるとか、本校が目指す、人間性を育てることが常に根底になければなりません。

 今年もあらゆる教育活動の場面において、しっかりその点を確認していきたいと思います。

  

2018年1月1日  校長 陣内恵二

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