学校長の挨拶

 

理事長・校長

 あけましておめでとうございます。
 井本前理事長は、職員への話のなかで、「統計」で信頼できるのは人口統計だということをよく言われていました。その人口統計によると、日本の人口は今後100年ほどで今の約1億2000万人から3分の1の約4000万人にまで減少するとあります。

 今、日本は、国難とも呼ぶべき人口減少、少子高齢化が進み、新たな国づくりが始まっていると言っていいでしょう。これからも日本が世界と渡り合って生き残っていくためには、外国人労働者を確保すること、人に代わる人工知能を持ったロボット等の開発が必要だと言われています。
 このように大きく変化する時代に突入するなか、その時代を中心となって日本を支えていく今の子どもたちが、環境の変化に柔軟に適応し、たくましく生き抜くためにと教育の分野も改革が進んでいます。改革の目的は理解できますが、あえて言わせていただけば、改革は誰もが分かりやすいものがいいと思います。現場の教師が戸惑うようなものではいけません。それでも改革は間違いなく進んでいきます。
 人生100年と言われる子どもたちにとって、その長い人生の節目節目でより良く生きていくために行動を起こすときに、自ら考え、判断するのに困らないだけの最低限の知識や教養をしっかり身に付けておくことは重要です。もし人よりも時間がかかることがあってもそうすべきです。人生は長いのですから。そしてこのことを教えるのは私たち教師や大人の役目であります。

 もう随分昔の話になりますが、私が子どもの頃も、人に言われたからするのではいけません、人の話はよく聞きなさい、自分でよく考えて発言し行動しなさい、と言葉は違っても今の改革が掲げているものと同じようなことを言われていたと思います。
 時代が変わろうと教育の本質は不変です。これからの時代、社会を生き抜く子どもたちに学校ができることは何なのか。そして、何を教えていくのか。そこをしっかり考え、誤らないようにすることが学校にとって大切なことになります。
 社会に出て、働いて生活の糧を得て、生きていく。その中でいろんな人との関わりがあり、それが喜びや苦しみ、悩みになったりすることもあるかもしれません。しかし、この当たり前の日常の繰り返しが、それが人生だということです。
 子どもたちが年をとり人生を振り返ったとき、いろいろあったけどまあ満足かな、と自分の生き方をとらえることができれば言うことなしです。

 さて、清和は4月に新しい理事長をお迎えして、新年度がスタートします。
 教育活動の中身で注目されるように、在校生の満足感を上げるよういい学校づくりをめざしていきます。集う子どもたちと教職員が一つになって努力していきたいと思います。そして、他の私学とともに県内外に私学の存在感をアピールできるように取り組んでまいります。
 今年も清和に対するご支援をよろしくお願いいたします。

2019年1月1日  校長 陣内恵二

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