学校長の挨拶

 

理事長・校長

 3月、年度最後の月になりました。
 Don't sleep through Life.
 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と訳されていますが、昨年の流行語大賞にもノミネートされた、NHK番組「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんの名台詞です。今年、チコちゃんは漫画にもなるそうですが、5歳の女の子にこう言われたら大人はたじたじでしょうね。

  1月にも書きましたが、昨年4月に亡くなられた井本勇前理事長は、「統計」で信頼できるのは人口統計だと言われていました。統計の中には調査が難しく、信頼できないものもあるだろうとは思っていましたが、今回、政府の機関統計、国の政策立案の基礎となる統計がいい加減だったということが明るみに出ました。大事な調査が長年にわたり不適切に行われていたということです。
 1月25日の佐賀新聞有明抄に「漫然と従来の手法を踏襲」と外部委員会が調査報告をしたとありました。だれ一人としておかしいという人や問題にする人はいなかったのだろうかと思います。学校にもさまざまな統計の調査依頼が国や県から来ますが、きちんと時間をかけて調べ、丁寧に回答しています。ですから、国の今回の調査に対して、そんなのありですかといいたい気持ちです。信頼は莫大な時間をかけて築き、一瞬で崩れ去ります。それを誰もが分かっているから、心して生活しているはずです。初めから信頼してもらうためにと行動をするわけではありませんが、自分の言動や所作振る舞いが時間をかけて周りに認められ、信頼へとつながります。そして、それが自分のやりがいや生きる喜びになり、さらにいい仕事をしていこうという意欲になるものです。有明抄には、「自分の仕事について、こんな評価を突きつけられることほど恥ずかしいことはない」とありました。この問題も一部の人のなしたことだと思いますが、チコちゃんに一喝してもらいたいものです。

 学校の仕事は1年サイクルで回ります。永く勤めるほど、仕事の内容も大変さもよく理解していきます。前年と同じようにすることもありますが、必ず会議を通して進みます。慣れてくると慢心やおごりが確かに発生するからです。短時間でも確認しあい、情報共有をしていくこと、それが大きなミスや間違いをしないためにとても大切なことです。「働き方改革」が話題となっていますが、学校はどんなに忙しくてもやるべきことはやりますし、時間をかけるべきことにはしっかりかけています。それが学校への信頼につながるからです。あぐらをかいて、ただ漫然と前例踏襲では学校の未来もないでしょう。学校には、立場や年齢、経験に関係なく、向上心と創造性があふれていなければなりません。

 平成30年度も終わります。1年間、本校に対するご支援やご協力をいただいたみなさまに感謝申し上げます。4月から新しいサイクルに入りますが、新理事長のもと教職員一丸となって頑張ってまいります。

2019年3月1日  校長 陣内恵二

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