学校長の挨拶

 

佐賀清和学園校長 陣内恵ニ

 新年度が始まって一ヶ月が経ちました。
 生徒たちもそろそろ新しい環境に慣れてきたと思いますが、この間に悲しい出来事がありました。本校に通う女子生徒が、新学期を迎えて登校することなく亡くなりました。
 彼女は中学生のときに発症した病気と闘いながら、入学した1年次は欠席もほとんどせず登校し、大学進学に向けて頑張っていました。楽しみにしていた2年生。入院との連絡を受けた担任が始業式当日に病室に行き、クラスの名票を見せると、お友達できるかなと登校を楽しみにしていたそうです。もっと生きたかったと思います。学校に来たかったと思います。勉強もしたかったでしょう、友だちとおしゃべりもしたかったでしょう、将来したいこともあったでしょう。彼女はもちろんご家族の無念さを思うと言葉もありません。前向きに生きた16歳、短すぎる一生でした。私たちにできることは、生きたかったという彼女の思いを忘れずに、自分のしなければならないことを誠実にこなして、一日一日を大切に生きていくことです。彼女のご冥福を心よりお祈りいたします。

 風薫る季節となり、新緑が美しく輝いています。

2019年5月1日  校長 陣内恵二

⇒最新の『学校長の挨拶』へ戻る

 

佐賀清和学園

Copyright© 2010 SAGA SEIWA GAKUEN All Rights Reserved.