理事長の挨拶

 

佐賀清和学園理事長 富吉賢太郎

学校法人「佐賀清和学園」は1911(明治44)年4月、佐賀市与賀町に校主内田清一氏が創立された「私立実科女学校」が始まりです。今から遡ること実に109年前のことです。その後、1924(大正13)年に「佐賀清和高等女学校」と改称。戦後になって1947(昭和22)年の学制改革改で「佐賀清和高等学校」となり、現在の学校法人となったのは1951(同26)年のことです。
 近代日本の歩みそのままに明治、大正、昭和を経て平成から令和と、時代の変化に対応して今日にあることを誇りに思い、改めて本学園の歴史と伝統の深さ、重さを感じております。
 女子教育から男女共学へ。また、佐賀県内ではいち早く中高一貫教育に取り組み、県内外で高い評価を受けており、巣立った卒業生は既に3万人を超えています。
 佐賀を代表する私学として、本学園の建学の精神は「人間性の涵養」。教育理念は「明」。そして、生活実践は「和顔愛語(わげんあいご)」。
 学業の向上だけでなく、人として一番大切な教養・品格、礼儀・作法を身につけること。また「明」とは、自分自身へリフレインする「聡明であれ!」「明朗であれ!」という心のありよう。そして日常の合言葉は「常におだやかな笑顔と思いやりの言葉を」
 中学、高校時代。12歳から18歳。長い人生において、この時期ほど心身の成長著しい年頃はないと思います。そんなかけがえのない時期に、すべての子どもたちが、こぼれんばかりの知識を吸収し、一生の友人や恩師を見つけ、思う存分に羽ばたいてほしいと思います。
 歓喜の達成感もあれば、時として打ちのめされるような挫折感を味わうこともあるでしょう。そのすべてが後々、清和に縁あった子どもたちの宝物になるような教育を心がけたいと思います。

2019年7月1日  理事長 富吉賢太郎

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