学校長の挨拶

 

理事長・校長

 9月になりました。まだまだ暑い日が続きそうです。
 夏休み期間中、生徒たちは、勉強に、受験の準備に、部活動に、大会出場に、応援に、合宿に、実習に、そして家族とのふれ合いにと、多忙な時間を過ごしました。この期間のさまざまな活動が、生徒たちを一回り大きく成長させたものと思います。

 私もこの夏、生徒たちの活き活きとした姿をたくさん見て、色々と感じたことがありました。
 今年も全国高等学校総合体育大会・インターハイの応援に出かけました。生徒たちの活躍する姿を見ることは、私のエネルギー源です。今回は福島県と宮城県で、ソフトテニス、相撲、ハンドボールの会場に足を運び、全国の予選を勝ち抜いた強豪たちの試合を観戦しました。その中で、1つ勝ち2つ勝ち、上位に進出することは簡単なことではないと改めて感じました。健闘した本校選手たちを誇りに思うとともに、今後の全国レベルでのさらなる活躍を期待しています。また、会場では多くの保護者の方が応援される姿を見て、感謝と同時に、身の引き締まる思いがしました。

 宮城県では、佐賀県高文連の役員として、3日間に亘り全国高等学校総合文化祭「みやぎ総文2017」の視察も行いました。この大会は全国から集まった約2万人の文化部の高校生が、日頃の成果を披露する祭典です。私は、総合開会式に参加し、その後、総文祭の華であるパレードを見て、マーチング・バトントワリング部門の発表会に出席しました。
 総合開会式では、生徒実行委員長を務めた仙台第一高等学校3年の三浦凛理(りり)さんが歓迎のことばを述べました。しっかり準備してきた者だけが持つ堂々とした表情のなか、元気な宮城県を全国に発信するという気持ちが込められたすばらしい内容でした。また、開催地発表の構成劇は、途中から涙が止まりませんでした。高校生たちの演技に大変感動しました。
 東日本大震災から6年。被災地の高校生も前に進んでいると伝えようと、「史上最高の総文祭」を目指して、宮城県の高校生たちは輝いていました。
 連日暑い日が続くなかでの行程でしたが、運動部・文化部で自分を磨いている高校生たちからたくさんの元気をもらいました。これからの日本を担う高校生たちの底力を感じる夏でした。

 日本全国、大好きなスポーツや芸術文化活動を通して、自分を成長させている生徒たちはたくさんいます。日々の厳しい練習や活動はときには苦しい時もあるでしょう。しかし、常に仲間とともに励んだ日々やお互いに助け合ってきた時間は一生忘れることのない財産になるでしょう。
 学校によっては、部員が100人を越す大所帯もあります。一方、存続すら危ぶまれ、大会出場もままならない部もあります。しかし、活動しているのはどちらも同じ高校生です。部活動が好きで、ひたむきに頑張った実績は青春の一ページを彩り、消えることはありません。生徒たちは長い人生のときどきで、懐かしく振り返り、当時の熱い思いが気持ちを奮い立たせることもあるでしょう。
 私たちは年齢に関係なく、何かに懸命に本気で立ち向かっていれば、新たな世界を自分のものにできる瞬間が訪れます。部活動にしても、勉強にしても、仕事にしても、私たちが日々費やしているひたむきな時間は、とても大切な時間なのです。

 清和はこれからも頑張る生徒たちをしっかり支えることのできる学校であり続けたいと思います。

  

2017年9月1日  校長 陣内恵二

 

佐賀清和学園

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