学校長の挨拶

 

理事長・校長

 6月、衣替えになりました。
 数日前に北部九州も梅雨入りし、これからは不安定な天気の日も多くなるでしょう。生徒も先生も体調に気をつけて、毎日を乗り切ってほしいと思います。

 5月は小学校165校を9日間かけて訪問し、新年度のごあいさつをしました。年度が始まったばかりのお忙しいなかを応対してくださった校長先生をはじめ多くの先生方には感謝いたします。中学校訪問と同様、卒業生や在校生の保護者の方々にもたくさんお目にかかりました。お話をする中でいろいろなつながりや縁を感じる訪問でした。

 休み時間や昼休みに伺った学校では、運動場いっぱいに広がり元気に遊ぶ子どもたちの姿を見ることができました。これからの日本を支える子どもたちです。小さな体で、毎日一生懸命生きています。そういう子どもたちを見守り、支えるのは大人の責任です。子どもたちは私たち大人の背中を見て育ちます。「教育は後ろ姿」という言葉もありますが、子どもたちがあこがれを抱き、尊敬できるような「後ろ姿」を見せることが私たち大人の務めです。
 マスコミが事件や不祥事を報じます。国のリーダーたちのものもあります。問題には背景や原因がありますが、小さなモラルの欠如が気がつけば大きな問題になっていた、ということが多いような気がします。大人たちが、背中で教育をできないだけでなく、後ろ姿で悪い見本を示してはいけません。
 子どもたちが大人になり迎える社会は今のものとは大きく変化しているでしょうから、それに合わせて教育改革が進行中です。学力の問題ばかりが大きく取り上げられる傾向にあるのが気になります。 社会がどんなに変わっても、人としてのあり方は不変であるはずです。このことを忘れてはなりません。

 今年も県高校総体が始まります。
 日頃からよく練習に励み、運動を通して自分を鍛えている生徒たちには、練習で培った持てる力を存分に発揮し、完全燃焼してくれることを期待しています。
 昨年、鹿児島県の高校野球の秋季大会ではプロ野球のオールスターゲームのような光景が見られたといいます。同じチームなのにユニホームがバラバラで、その数7種類。部員が不足し単独では出場できなかった7校が合同でチームを組んで試合に出たのです。生徒減少の中、佐賀県でも3校が合同チームを結成した大会があったと記憶します。合同となると練習場所に移動するだけでも大変だと思いますが、それでも好きなスポーツにひたむきに取り組む生徒たち、そしてそれを見守り、大会出場の機会を与えてやりたいと願う熱い指導者たち。今、各競技は学校対抗戦が原則だと思いますが、今後少子化がさらに進めば、競技によっては、合同チームは当たり前という日も来るのでしょうか。
 本校では今のところ、どの部もたくさんの部員を抱えています。その分、部内での熾烈なレギュラー争いはありますが、考えれば恵まれたことです。切磋琢磨は個人もチームも強くします。試合に出る、出ないに関係なく、チーム清和、心を一つに気持ちを合わせて、戦ってほしいと思います。
 総体が終われば、次は文化部の出番です。各種大会やコンクールが続きます。そして、運動部・文化部共に九州や全国、上位の大会へと進んでいきます。清和は頑張る部活生を学校をあげて応援しています。

  

2018年6月1日  校長 陣内恵二

 

佐賀清和学園

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