学校長の挨拶

 

理事長・校長

 穏やかな陽光の差す新年の幕開けでしたが、早くも一月が経ち、2月になりました。
 この間、熊本を震源とする地震では佐賀も揺れました。防災減災の備えが必要だと改めて意識することになりました。私たちは寺田寅彦の残した「天災は忘れた頃に来る」という警句を忘れてはなりません。

 学校では中学校の第1回入試、高校の前期入試・後期試験が済みました。多くの受験生が本校を選んで受験してくれたことに感謝したいと思います。今月2日に中学校第2回入試を行い、新年度入学生に係る本校のすべての試験が終わることになります。多くの入学生を待ちたいと思います。高校卒業後の進路に向けて、清和で青春を謳歌してくれれば嬉しい限りです。

 昨年末の京都での高校駅伝や新年早々の春高バレーでは本校の生徒たちがよく頑張りました。後輩たちは先輩の姿を見て、これからも練習に励み、後に続いて伝統を築いてくれるものと思います。応援していただいたみなさまに感謝いたします。
 テレビ観戦した今年の箱根駅伝では往路優勝は東洋大学、復路優勝は青山学院大学、そして、総合優勝は東海大学でした。優勝校が全部違うのも駅伝のおもしろいところというか難しいところだと思います。区間賞が4人いても総合優勝にはつながらない。全10区間10人の選手がたすきをつなぐわけですが、文字通り10人の総合力が勝るところが総合優勝できるのです。突出した力を持つ1人の選手の存在よりも平均した力の選手を育てる方が難しいということでしょうか。総合で初優勝した東海大学の両角速(もろずみはやし)監督は、平成生まれの今の選手には、熱血指導は通じないと実感し、「神様みたいな偉そうなことは言わず、なるべく選手のいいところを見るように心掛けている」と指導者としての気配りをコメントされていました。いいところを見て褒めて育てる、ということでしょうか。大所帯になればなるほど目が行き届かないこともあるかもしれませんが、心しなければならない指導の秘訣かもしれません。学校のあらゆる教育活動の場面にもつながるものです。

 この時期は迎える新入生のことと巣立つ卒業生のことを考えなければなりません。まもなく蛍雪の功成った高校3年生を送り出す時になります。大学受験はこれからが本番です。点数ばかりを気にすることなく、最適な志望校を選び、まだまだ続く合否決定までの長い道のりを前向きに歩いてほしいと思います。素直に元気に頑張っている3年生を最後まで応援したいと思います。合わせて捲土重来を期す浪人生にもエールを贈ります。春はすぐそこです。

2019年2月1日  校長 陣内恵二

 

佐賀清和学園

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