学校長の挨拶

 

理事長・校長

 12月に入りました。早いもので平成30年が終わります。年が明けて5月には新しい元号となり、一つの区切りを迎え、新しい時代へと移っていきます。今までなかった新しいものが次々に登場し、さらに便利な世の中になっていくのでしょうが、誰もが安全・安心のなか、心穏やかに日常生活が送れる、そういう世の中であってほしいと思います。

 書家で詩人の相田みつを氏の言葉に「いいことはおかげさま、わるいことは身から出たさび」というのがあります。いいことはひとさまのおかげであり、悪いことは自分のせいである。私たちはなかなかそうは思えません。いいことは自分の力であり、悪いことは他人のせいだ、とつい思いがちです。ここまで謙虚になることはなかなか難しいですが、人生を豊かに生きている人は自然と身についていると思います。今の社会の状況を見ると、自分に都合の悪いことが起きると周りのせいにばかりしたり、相手の言葉じりをとらえ批判したり、弱い立場の人を平気でだましたりいじめたりと、悲しくなること、あきれることがあまりにも多いです。常に感謝の気持ちを忘れずに、何かあった時には謙虚に受け止める。大切にしたいことです。

 年中行事に暮れの大掃除があります。
 これは普段できないところまで大掛かりに掃除をするのですが、同時に1年で積もった悪いことや不都合などを一掃するという役割も持ちます。私たちは毎日のせわしい生活のなかで心が疲れ、悩みや苦しみが積み重なって、時には怠け心が頭をもたげたり、悪い考えが浮かんだり、卑怯な気持ちがよぎったりすることがあります。そういうものがこれ以上積もり、取り返しがつかない状態にならないように、心をきれいにすることもまた大掃除の持つ意味です。
 これからどこの家庭でも1年間の塵や埃を払い落とし、清めて、新年を迎えられると思います。大掃除をして、ついでに心の塵や埃も払い、いいことがあったらそれは周りの人のおかげであり、悪いことがあったとしたらそれは自分に何らかの原因があったからだと相田みつを氏流に考え、さっぱりした気持ちで新年を迎えたいものです。

 この1年間、本校の教育活動に対してご協力をいただいた保護者のみなさま、地域のみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。
 新しい年も生徒・教職員、力を合わせていい学校づくりをしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
 みなさま揃って、良いお正月をお迎えください。

2018年12月1日  校長 陣内恵二

 

佐賀清和学園

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