教育方針・理念
一世紀を超える歴史
~縦糸を受け継ぎ、
横糸で新しい模様を織りなす~
本校は、明治44年、内田清一氏により「私立実科女学校」として設立され、一世紀を超える歴史を誇っています。平成26年、創立の地 佐賀市与賀町から佐賀市兵庫に校舎を新築、移転しました。現在、中高一貫教育に加えて、特別進学科、探究文理科、文化教養科、情報ビジネス科の4つの学科からなる学びがあり、すべて男女共学としています。これらの学びの多様性は本校の特長です。学業および学校行事、部活動その他の活動において、それぞれの学びの持ち味をいかして個性を発揮する実に多様な生徒たちの活躍が活気に満ちた学校生活を作り上げています。
その多様な学びの中心にあるのが、建学の精神である「人間性の涵養」。教育理念として「明」を掲げ、すべての生徒が人としての品位と礼儀・作法を重んじ、学業に励み、情操豊かな知性と教養を身につけた聡明で明朗な人物に成長することをめざし、「和顔愛語」の実践に努める。これが本校の良き伝統、言わば卒業生と在校生をつなぐ縦糸を成しています。
在校生の諸君は、この縦糸をしっかりと受け継ぎつつ、横糸にあたる日々の活動により、活き活きとした新しい模様を織り成して成長しています。

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建学の精神
人間性の涵養
変わりゆく時代に合わせ、子どもたちの魅力を引き出しながら、人間性を育む。
※涵養(かんよう):水が自然に浸透するように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。 -
教育理念
明
知・徳・体のバランスのとれた自己基盤を形成する。- 聡明であること
- 知識は興味・関心を広げて理解力を深め、人生を豊かにします。
- 豊かな教養を身につけること
- 礼儀正しく、知性と品格を身につけた人物の育成を目指します。
- 健康であること
- 精神と身体を鍛えて、明るく健康的な学園生活を送れるようにサポートします。
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日常の実践目標
和顔愛語
日常の実践目標に「和顔愛語」を掲げています。いつも明るい笑顔と、思いやりのある優しい言葉遣い、礼儀正しい生活を心がけ、毎日を豊かに過ごしてほしいと願っています。「和顔愛語」は明治44年の創立以来、現在まで脈々と受け継がれる伝統です。
※「和顔愛語」:和やかな笑顔と思いやりのある話し方で人に接すること。