学校法人 佐賀清和学園

理事長コラム「清和の窓から」

From the window of Seiwa

No.27 〝新しい日常〟を

「麦わら帽子はもう消えた たんぼのカエルはもう消えた それでも待ってる夏休み…」。ラジオをから、もう『夏休み』が流れていた。(作詞・作曲は吉田拓郎)

「絵日記つけてた夏休み 花火を買ってた夏休み 指折り待ってた夏休み…」。誰でもすぐ覚えられるやさしい、いい歌である。夏休みを心待ちしていた子どものころを懐かしく振り返り、夏休みへのトキメキとアコガレをしっとりと歌いあげている。そう、夏休みは、いろいろある休暇の中でも特別である。ヒマワリ、スイカ、かき氷‥‥。海水浴、夕立、セミの声‥‥。

気が早すぎる!と、怒られそうだが、あえて書かせてもらいました。なぜなら、今年の夏休みは少し違ってきそうだからです。小学、中学、高校、そして大学も、学校という学校、どこもそうだろう。新型コロナの影響で、非常事態宣言を受けて休校が長引いたから、授業時間を確保しなければならないから、これは仕方ない。今から心の準備を!。その理解が大切だと思う。

何もなかったら当然、開催されていたはずの高校総体の中止が決まった。スポーツ部活の生徒だけでなく高校生の誰もが悔しくてたまらないだろう。
だけど、たとえ、どんな体験も若い人たちにとって無駄にはならないと思う。無情、非常、悔しさ、辛さ、歯がゆさ‥‥。ここでやけになっては、とても大切なもの、大事なものを失ってしまうことになるかもしれない。清和で学ぶすべての子どもには、「2020年 インタハイ中止」という、やりきれない体験も無駄ではなかったというような人生にしてほしい。

規則正しい生活習慣とマスク、手洗い、うがいの予防対策はもちろんだが、勉強も部活も、趣味も遊びも、すべて含めて、それぞれ自分らしい〝新しい日常〟を見つけ出してほしい。清和で学んでいる生徒なら、それができると信じている。

理事長 富吉賢太郎

2020.05.19

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