学校法人 佐賀清和学園

理事長あいさつ

Chairman greeting

理事長

2021年

教育ほど大切なものはありません。この国の宝物である子どもたちに、どんな学びの機会をつくってやれるか、このことをいつも考えます。

清和で学ぶすべての子どもたちに身につけてほしいものは何か。それは、家族や友人、先生や先輩、後輩すべての人を大切に思えること。誰にも臆せずきちんと自分の意見が言えること。そして、何事にもくじけない強さと、学力に裏打ちされたたくましさです。それらは、これからさらに深化していく国際社会の中で生きていかなければならない子どもたちの必須条件だと思います。教職員一同、思いを一つにして頑張ります。

さて、佐賀清和学園は今年、創立110周年を迎えます。これからの時代に必ず求められる「確かな学力と豊かな人間性」について、清和の歴史と建学の精神を改めて見つめ直して、しっかり清和の教育に取り組んでいく覚悟です。

ご存じのように、本学園は1911(明治44)年4月、佐賀市与賀町に校主内田清一氏が創立された「私立実科女学校」が始まりです。その後、1924(大正13)年に「清和高等女学校」と改称。戦後の学制改革に沿って1948(昭和23)年に「佐賀清和高等学校」となり、現在の学校法人佐賀清和学園となったのは1951(同26)年のことです。

近代日本の歩みそのままに明治、大正、昭和を経て平成から令和と、時代の変化に対応して今日にあることを誇りに思い、改めて本学園の歴史と伝統の深さ、重さを感じております。

女子教育から始まり、佐賀県内ではいち早く中高一貫教育に取り組んだ本学園の建学の精神は「人間性の涵養」。教育理念は「明」。そして、生活実践は「和顔愛語(わげんあいご)」。学業の向上だけでなく、人として一番大切な教養・品格、礼儀・作法を身につけること。また「明」とは、自分自身へリフレインする「聡明であれ!」「明朗であれ!」という心のありよう。そして日常の合言葉は「常におだやかな笑顔と思いやりの言葉を」。これらは、まさしく〝不変の精神〟ですが、創立110年という節目の年にあたって、今春から高校の全学科完全男女共学となり、新しいページを開きます。

中学から高校時代。長い人生において、この時期ほど心身ともに、成長著しい年頃はないと思います。歓喜の達成感もあれば、時として打ちのめされるような挫折感を味わうこともあるでしょう。そのすべてが後々、「清和」に縁あった子どもたちの宝物になるような教育を心がけたいと思います。

※適宜、更新しておりますコラム「清和の窓から」「本のある風景」も同時に開いてもらえたら幸いです。

2021年1月1日  理事長 富吉賢太郎

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