お知らせ
中学校 校内弁論大会
6月21日(土)、本校の大会議室で校内弁論大会を開催しました。
今回の大会では、1年生から3年生までの代表者および立候補者の計7名が発表を行いました。
弁士となった生徒たちは、じっくりと時間をかけて自分の伝えたい想いや考えを文章にまとめ、先生とともに推敲してきた原稿をもとに堂々とした弁論をしていました。多くの生徒の前で緊張する中、できるかぎり原稿を見ずに発表する姿には、短い期間の中で時間をみつけて一生懸命練習してきたことが伝わってきました。表情や声のトーンなどを変えたり、話の導入で聞き手を引き込んだりと、皆さんの弁論は最後までうなずきながら聞くような工夫がなされていました。
話を聞く生徒や先生たちも弁士の熱い主張に真剣に耳を傾け、これからの生き方や考え方を見つめ直す機会になりました。大会終了後には、「心に響いた」「堂々と発表していてかっこよかった」「友達がこんな意見をもっているとは思わなかった」といった感想があがっていました。生徒たちの中で特に心に響いたテーマは、「よい関係へ」「命の大切さ」「どんな人の横で・・・」についてでした。
この弁論大会では、普段は友達との会話で話題にしづらいけれども主張したいことや、日頃のニュースや経験から得た気づきについて感じたことを考え伝えるきっかけにもなります。生徒それぞれが様々なテーマについて考え主張し合うことで、お互いの知らなかった一面を理解したり、多面的な視点で物事を考えたりすることができます。この大会を通じて、生徒たちがこれからの人生や社会の様々な出来事についてアンテナを張って考え、伝えられるようになることを期待しています。
今回、代表として発表した7名の弁論は「少年の主張 佐賀県大会」に出品されます。入選すると学校の外で意見を発表する貴重な経験ができますので、これからも教員および生徒一同応援していきます。