お知らせ
中学校 教育振興会 教育講演会(12月3日)
12月3日(土)に中学校教育振興会の教育講演会を開催しました。
10月の評議員会で、講演会の持ち方について話し合いをして、準備をしました。「家庭でも話題にできるよう親子で話を聞きたい」、「保護者が参加しやすいよう土曜日に開催したい」、「夢につながる話を聞きたい」という意見を受けて計画しました。
今回、講演会の演題は、「これからの社会と生き方について」で、講師は、九州大学大学院農学研究院助教 佐藤剛史氏でした。
最初に、助産師にとりあげられた、まだへその緒のついた赤ちゃんの写真を見て生命が産まれるということについて話をしていただきました。それから、現代社会のありようについて話をされ、これまでの社会とこれからの社会が変化していくこと、それに伴って生き方を考えていく必要があることをご自身の経験を交えて話をされました。
最後に、「失敗という経験も自分の人生を作っている。挑戦をしなかったら成功や失敗の経験につながらない。是非、いろいろなことに挑戦をして自分の人生を描いてほしい。」と話をしていただきました。
<生徒の感想から>(一部を紹介します)
・今日は、教育講演会があり、命の大切さや今後の日本社会についてのお話がありました。聞いたことを参考にして、将来に役立てていこうと思います。
・今日、講演を聞きました。ものすごく命のありがたさや大切さが分かりました。動画の場面でもう息をしていない赤ちゃんの話が印象に残りました。
・自分が生まれてきたことの奇跡、母がとても痛い経験をしたことを改めて実感しました。
・講師の先生の話を聞いて、今後の社会がどのようなものになるかを考えました。それを今後に生かしていきたいと思います。
・今日、講演会がありました。私が印象に残っているのは、「チャレンジ」です。それを聞いて私自身も英検などの検定にチャレンジしてみようと思います。
<保護者の感想から>(一部を紹介します)
・とてもよかったです。命については、親子で話してみようと思いました。
・失敗を恐れていた子どもがこの話を通して納得した部分もあったと思います。親にとってもこれからのことを子どもと話し合うことでいい助言をもらったと思います。
・子どもたちが自分を大切にしよう、友達を大切にしようと思えるようになってくれたら嬉しいと思います。子どもたちが何のために勉強するのか、何を勉強するのかを考えるきっかけになってくれれば嬉しいと思います。
・スライドショーは毎月の子育てで「あー」と思っていたところ、出産してすぐの優しい心を思い出すことができました。あの当時は生まれてきてくれたことだけで感謝していたのに。素晴らしい講演でした。
・ちょうど、先日、子どもの小さい頃の写真等を見返していました。その後の佐藤先生の話、とても心にしみました。子どもを見守ることの大切さやたくさんのことを学ばせていただきました。また、佐藤先生の本も読んでみたいと思います。
・毎日の生活の中で忘れていたこと、気づかされたことばかりでした。生まれたときは生きていてくれただけで良いと思っていたのに。いつの間にか、ああしなさい、こうしなさいと要求ばかりしていたなと思いました。