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2024.10.28

令和7年度 教育振興会 教育講演会(10月19日)

10月19日(土)に、中学校の教育振興会主催で教育講演会を実施しました。

今年度は、ITサポート佐賀(だれもが安心してインターネットを利活用できる社会作りに寄与することを目的としたNPO法人)の理事長の陣内 誠 氏をお招きして、「情報化時代:自分の未来は自分で守る」という演題でお話をしていただきました。

自己紹介の後、「皆さんはねらわれている」「SNSの炎上が続くわけ」「被害者をだますために悪用される最新技術」「変化中!ネットを取り巻く状況」「情報化社会を生き抜くための“責任と覚悟”」「困ったときは、相談だ!」の項立てで、最近の現状を例に挙げながら、熱くお話をされました。

生徒代表の謝辞として生徒会長の武田さんが「今の時代は進化していてSNSがすごく身近な存在にあるからこそトラブルに巻き込まれやすく、トラブルを起こしやすいものであることを改めて実感しました。私たちが18歳未満である以上、全ての問題を自分たちで解決できないので、もし何かあったときには両親や相談窓口に相談しようと思いました。今日は本当にありがとうございました」と述べました。

〈生徒の感想〉

〇詐欺や犯罪がどんどん巧妙になっていっていることが怖いな、とゾッとしました。 そしてうまい話には何かしら裏があること、それを疑うことの大切さ、友達の友達は敵かもしれないことなど様々なこの社会の複雑さを覗き見ることができた気がします。

〇スマホの使い方についてしっかりと考えることが出来たし、自分の行動を見つめ直すきっかけにもなった。時間を決めて、適度に使う。使いすぎいようにする。

〇SNSの使い方によって安全かそうじゃないかが変わることがわかった。 だから自分も他人事と考えずにしっかりと向き合おうと思った。

〇SNSの問題は自分から遠いものと思っていたけれど身近なものということを知ることができた。誰かが傷ついてないかとかをしっかり考えられるようになりたい。

〈保護者の感想〉

〇炎上対策についての詳しい話、フェイクニュースの怖さ、最近のSNSの注意等、改めて知識として忘れないようにしたい。

〇しっかりと内容を学び使用すること、覚悟と責任をもって情報化時代に対応していく力を身につけてほしいと感じた。

〇12歳からのネット使用が16歳で脳に影響が出るという結果を知り、改めて考えていく必要を感じた。

〇ぜひ全ての保護者や子どもたちに聞いてほしい内容であり、簡単に考えてSNS等をしていたら思わぬ被害にあってしまう怖さや危険性を知ることができた。多感な時期の中学生にとって、ためになる講演内容だった。

〇親の知らないところで子どもたちはSNSを通じて多くの被害や、知らないうちに犯罪に加担していることがあることを知った。

〇犯罪やトラブルの具体的な事例を多く教えていただき、とても参考になった。手口が多様化していっているので、このような講演会を通して定期的に対応の手法を知っておくことが大事だと思いました。

〇中学生にもわかりやすい言葉を使って下さったり、実例をあげたりでとても分かりやすかった。怖いだけで終わらず、両親に相談して大人がちゃんと解決してくれるっていうところまで話をしていただきよかった。

〇親も子も身近な内容ですごくよかった。犯罪につながるなどの話を聞けて本当に良かった。内容も説明も分かりやすかった。生徒たちも真剣に聞いていたので、思い当たることもあったのかなぁと感じた。もっとたくさんの保護者にも聞いてもらいたい。親としても考えることが多かった。

〇SNSが事件の入り口になっている現代社会にとっても、興味のある内容でした。データや具体的な例を挙げての講演だったので、保護者だけでなく子どもたちにも学びの多い時間になったありがとうございました。

〇自分が持っている知識等を子どもたちに伝える際、なかなか言語化できなかったので、とてもためになった。又、心構え(法的対応を速やかに行う)ができました。親が管理する義務を怠らないようにしないとと思えました。

〇この令和の時代に合った大変勉強になる講演でした、私自身はSNSに全く興味がなく無知ですが、子どもたちの置かれている環境がよく分かりました。お互いがただただダメ!と規制するのではなく、きちんと理解した上で上手に使っていけたらと思います改めて情報モラル教育の大切さを感じました。

 

計画・受付・運営等を中学校の本部役員さんと評議員さんが行っていただき、とても意義のある講演会になりました。ありがとうございました。


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