お知らせ

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学園全体
2023.06.08

鎌田實先生講演会

6月8日(木)「教科書にない一回だけの命の授業」の演題で高校生のための文化講演会が本校体育館で行われました。2000年発行の「がんばらない」という本の紹介から始まり、日本で初めてのデイケアをつくり、寝たきりになった患者の壁を壊し、相手の身になる姿勢で医療に従事してこられました。100%自分のことではなく、何をしてほしいのかを1%は相手のことを考えることが大切だと語られました。

空気を読んでも、流されない。

偏差値ではなく変さ値を重視し

自分の「変さ」に気づき、大切に

他人の「変さ」にも敬意を払う

「しんどい」気持ちになっている人の耳元で「あなたのことわかっているから」の言葉をかけることが生きるパワーを与える。

「〜にもかかわらず」は逆転の言葉(違う方法で生きていく事ができる、面白い生き方ができる)

など心に残る言葉をたくさん教えてくださいました。

生徒からの質問では

「先生の話を聞いて先生のようになりたいと思う」そんな生徒に何と声をかけるか教えてほしいと、本当に先生の講演に感動し共感して涙を流しながら質問した生徒に

「自分流をどう考えるか、人それぞれ受け止め方は違う、だから自分流で壁を乗り越えていけたら良い。」と優しく答え、その後約30分にわたり中学生から高校生まで何人もの質問に丁寧に答えてくださいました。

最後に生徒代表によるお礼の挨拶では

「100%自分のためにではなく1%を誰かのために」を考えて生活していきたい、と述べました。


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