本校では、年度末に進路研修会を行っています。進路が決まった先輩に来ていただいて、先輩の中学や高校のときの学習や生活について体験談や心構えなどを話していただき、生徒自身の今後の学校生活にいかしていくためのものです。

今年度は、新型コロナウイルス感染症もやや収まってきたことから、リモートではなく、実際に先輩を囲んで、直接話を聞くことにしました。

まず、最初に、生徒自身が聞きたいことについてアンケートを取りました。その中から意見が多かったものを質問事項としてまとめました。

４つのグループに分かれて体育館で行うことから、司会や誘導を中学３年生のリーダーが行うこととしました。

どのグループも、身近な先輩方で親近感があり、自分の生活とつなげて考えられる良さがあったようです。真剣に話を聞き、よくメモを取っていました。

～生徒の感想から～

〇　今日は、中高一貫の先輩方のお話を伺いました。運悪く、「絶対必要な教科」と皆さんが口をそろえて言った教科が私の苦手な教科でした。数学と英語の勉強法がたくさん聞けたので、とてもよかったと思います。今日聞いた話を早速取り入れて試してみたいと思います。

〇　とてもためになる話が聞けました。スマホなどから離れるためには、全ての通知を切ったり、親に預けたりするなど具体的な方法を教えてくださいました。時間の管理をしっかりしようと思います。

〇　先輩たちは勉強だけでなく、趣味や部活にも全力を注いでいたと聞いて私はびっくりしました。勉強だけだと心が疲れてしまうからだそうです。また、朝型か夜型を知っておいた方がいいと聞き、時間の使い方を工夫することにつながると思いました。

〇　今、私は夢がありますが、これから自分の得意なことや自分の能力が分かってきたら、夢を変えることがあってもいいのだと分かりました。