清和の窓から
2019.07.13
No.7 「2019さが総文」
第43回全国高等学校総合文化祭(7月27日~8月1日)。文化・芸術活動に打ち込む高校生たちの全国大会。いわば「文化部のインターハイ」。もちろん、佐賀では初めての開催です。
参加校は全国から約3000校。都道府県代表の生徒約2万人が、この佐賀の地に集結、文化・芸術活動の成果を披露。もちろん、「佐賀清和」も・・・。観覧者は県民を含め約10万人が訪れるビッグイベントです。こんな感動の祭典が佐賀で開催される時、高校生であった幸せをかみしめてほしいと思います。
大会テーマは「創造の羽を広げ、蒼天へ舞え バルーンの如く」。文化・芸術活動に一生懸命打ち込む高校生の思いが伝わってきます。
長い人生の中で、ある一時期、特に中学や高校時代にスポーツ競技はもちろん、演劇や音楽、絵画や書道、囲碁や将棋、弁論、文芸・読書、自然観察・・何かひとつでいい、懸命に打ち込むものを持っている。これはとても素晴らしいことです。かけがえのない人生の財産になります。
文化・芸術活動にいそしむ清和の皆さんが、この「2019さが総文」に参加するだけでなく、難しい運営にも積極的に取り組んでくれたことがうれしい。そして、佐賀清和が日ごろから学んでいる確かな礼儀・作法の実践として全国から佐賀に集った仲間に示してほしいものです。
すべての高校生たちにとって、いつまでも記憶に残るイベントになることを期待しています。
理事長 富吉賢太郎
2019.07.13